HiTAP®はスタンプ筐体でスマホに押すアナログな操作がわかりやすく、大規模なチェーン店ではない、個人商店の方たちに「デジタル化は難しくない」と思ってもらえる機会になりました。
品川区商店街連合会
大商業まつり2021 デジタルお買物ラリー
開催期間:2021年11月16日(火)~ 12月19日(日)
大商業まつりは品川区内を舞台にしたお買物ラリー!商店街の対象店舗でお買物して、対象店舗で使えるクーポンをGETしよう!
デジタルお買物ラリー対象店舗でお買物すると、1スタンプを進呈。スタンプ数に応じて先着1,600名様に参加店で利用できるデジタルクーポンを進呈します。
品川区商店街連合会は品川区にある68の加盟商店街(会)からなる連合組織です。
商店街のニーズを探り、行政、企業、その他自治体と協力しながら具体的な施策として展開しています。
事業紹介:https://shoren.shinagawa.or.jp/about/business
導入の経緯や導入時の期待点は下記の通り。
1. 品川区商店街連合会が主催する、年に一度の地元のお客様への謝恩と還元のイベント「大商業まつり」にて、コロナ禍の「密」対策のイベントを検討していた。
2. 品川区内のIT企業のイベントで、HiTAP®が「密」対策のイベントとして、商店街を回遊するデジタルスタンプラリー企画を提案。
3. HiTAP®導入のポイントは次の4点。
「密」対策になり、商店街での回遊・購買促進につながる。
スタンプ筐体を手に持ってスタンプを押すというアナログな作業がデジタル初心者の方達にはわかりやすい。
紙のスタンプラリーと同じような流れで実施でき、店舗から受け入れてもらいやすい。
スタンプラリーへ参加したユーザーの簡易な属性や購入店舗のデータが取得できるので、デジタル化への第一歩として手軽。
こちらの記事でも詳しく取り上げられています。
掲載サイト:ITベンチャーと地域の共創メディア「五反田計画」
「商店街DX化の一歩目に。「大商業まつりデジタルお買物ラリー」商店街連合会×エム・フィールド×品川区インタビュー」
https://project.gotanda-valley.com/daishogyomatsuri/
※記事内の「エム・フィールド」ならびに「株式会社エム・フィールド」は「AMBL株式会社」の旧社名です。
今回のキャンペーンで一定のデータを取得することができたので、今後のデジタル施策をする際の基準値ができたことがとても有難いです。品川区商店街連合会としては、今後もより多くの商店がデジタル化することで利用者の方の利便性を高められるように支援していきたいと考えています。
「大商業まつり」でデジタルスタンプラリーを実施後、紙のスタンプラリーをしている5つの商店街からHiTAP®のお問い合わせがありました。今までいろいろな企画を実施してきましたが、いつも以上に商店街様からすぐに反応があったので、とても興味を持っていただけたことが、私どもとしても嬉しい反応でした。
デジタルスタンプラリーへ参加した商店街の利用者様から
デジタルスタンプラリーをきっかけに、今まで行ったことのないお店へいく機会ができました。
スマホにスタンプを押すと音が鳴り、大人でも楽しめました。
地域活性化に良い企画だと思いました。
活発な商店街のイメージを持ちました。
等たくさんの声をいただきました。
スタンプラリー参加者のアンケート結果からも、デジタルスタンプラリーをきっかけに、今まで行ったことがないお店を利用したユーザーがなんと8割に上り、今回のデジタルスタンプラリーの目的の1つでもあった商店の新規顧客獲得に繋がったと思います。
はい。デジタルスタンプラリーは日々の参加者数の推移や回遊状況、属性などのイベント実績を数字で提示できるのがいいですね。スタンプラリーに参加したユーザーの回遊傾向をデータで見てみると、在住者は近いエリアの商店街で回遊する方が多く、広範囲の商店街を回遊する方は少ないことが確認できました。その為、次回は狭いエリアでデジタルスタンプラリーを展開したほうがいいのではという気付きが得られたり、データの傾向から、広範囲で開催する場合は、同じ業種で括ってスタンプラリーを企画するのも良いのではという発見に繋がりました。
今までなんとなく担当者の経験値をベースにイベントの企画を立てていましたが、今後は担当者が変わったとしても、その人の経験に左右されることなく、データの実績値を振り返って、商店にも利用客の皆様にも喜んでいただける企画を立てていきたいです。
また、これまではイベントを実施しても意外と商店街様と情報を共有する機会が少なかったのですが、今回のデータは、品川区商店街連合会から、商店街様へ共有できる財産の1つになりました。
弊社メンバーも、本デジタルお買物ラリーに参加したのですが、「デジタルは苦手なのよ」とおっしゃっていた中華料理店の店員様も、スタンプ『ポン』で、簡単に使いこなしていただいているのを確認でき、一同大変嬉しかったです。
デジタルお買物ラリー体験記録は下記の記事をご参照ください。
https://colors.ambl.co.jp/digitalstamp-hitap-shinagawa-ku-campaign2021/
今回のインタビューの中で印象的だったのは、スマホネイティブのお子様よりも、「むしろ大人のほうが、スタンプ押印体験を楽しんでいらっしゃいましたよ。」というコメントでした。
今後とも、HiTAP®チーム一同、ユーザー体験をより充実させ、デジタルスタンプラリーに参加するユーザーの方はもちろん、スタンプラリーを主催する方たちにも手間がかからず、ユーザー様と一緒に体験を楽しんでいただけるサービスを提供していこうと改めて気持ちが引き締まりました。